プログラミングには「変数(へんすう)」というしくみがあります。変数を使うと、一か所にすうじや文字を集めておくことができます。変数は、すうじや文字をしまっておく箱です。これからよく使うことになりますので、少しずつ慣れていきましょう。
今回は、変数を使って中にすうじをいれます。中に入れたすうじが変わっていくところを見てみましょう。
今回のプログラミング
今回は、キーボードのスペースを押した回数を、箱にしまうようにプログラミングします。
1.変数(へんすう)を作ります。「データ」をクリックして、「変数を作る」をクリックします。変数の名前をいれてから「OK」をクリックすると、変数が出来上がります。
2.ネコに下の図のようにブロックを並べてください。
3.以上で完成です。ネコにスペースを押した回数を考えてもらうように使えました。
動かしかた
ネコをクリックしてください。そのあとで、キーボードの「スペース」を押すと、押した数をネコが考えてくれます。
キーボードのボタンは長く押すことは、何度もくりかえし押すのと同じです。スペースを長く押すと、ネコの考える数はどんどん大きくなっていきます。
プログラミングのながれ
1.さいしょに「変数(へんすう)」をからっぽにします。
2.くりかえし、してほしいことを「ずっと」ブロックの中に入れます。
3.スペースが押されたら、押した回数を、変数にしまっていくようにしています。
変数の「押した回数」には、さいしょに「0+1」からはじまって、スペースが押されるたびに「1+1」、「2+1」….というように計算されています。
さいごに
ゲームを作るプログラミングでは、変数はすうじや文字だけではなく、てきキャラクターや、ひっさつわざなどをいれたりすることもあります。とてもべんりにつかうことができますので、おぼえておくとよいでしょう。
今回のまとめ