以前、たし算をしたり、文字をくっつけるような、演算(えんざん)のブロックについて説明しました。
今回は右と左をくらべる演算ブロックを説明します。
くらべる演算ブロック
Scratch(スクラッチ)ではこれまで「もし〜なら」「〜までくりかえす」というブロックを使ってきました。
この「〜」は「条件(じょうけん)」といいます。
条件の部分には、とてもたくさんのブロックが合体できますが、その中でもくらべる演算ブロックは使うことが多いブロックです。
この3つのブロックは、「関係演算子(かんけいえんざんし)」といいます。
使うときは、このブロックの左右にそれぞれ別のブロックを合体します。
また、ブロック以外にも、すうじなども入れることができます。
大きさをくらべる
3つのブロックはどれも大きさをくらべています。
「>」
左と右をくらべて、右が小さかったら「条件に合う」となります。
左の方が小さかったり、どちらも同じだと、「条件に合わない」となります。
「<」
左と右をくらべて、右が大きかったら「条件に合う」となります。
左の方が大きかったり、どちらも同じだと、「条件に合わない」となります。
「=」
左と右をくらべて、両方同じなら「条件に合う」となります。
両方同じではないときは、「条件に合わない」となります。
下の図のように、ふくざつに演算ブロックを組み合わせることもできます。
さいごに
上の図で説明したように、左右を比べることで、「条件に合えば」この道、「条件に合わない」ときはこっちの道、というように「もし~なら」を使って、プログラムの進む道を決めることができます。
プログラムの進む道を決める方法は他にもありますが、くらべる演算はその中でもよくつかいますので、おぼえておくと便利です。