これまで演算(えんざん)では、プログラムの進む道を決めるために、計算した結果や、変数をくらべてきました。
進む道を決める「条件」をつくるとき、もっとたくさん条件を決めたい場合もあります。
今回は条件と条件を組み合わせるブロックを紹介します。
条件と条件をくらべるブロック
Scratch(スクラッチ)では下図のようなブロックを使います。
このようなブロックを論理演算子(ろんりえんざんし)といいます。
どんなときに使うの?
例えば、
「学校は夏休み」で「天気が晴れ」のときは
「プールへ行く」
このようなときは、「学校は夏休み」という条件と「天気が晴れ」という2つの条件がどちらも合えば「プールへ行く」となります。また、天気が良くても、夏休みではなかったりするとプールには行きません。
このように、2つの条件を組み合わせて進む道を決めたいときに使います。
ブロックは3種類あります
「~かつ~」
くみあわせた条件が両方とも合っているときに進みます。
次に進む条件がきついのがとくちょうです。
「~または~」
くみあわせた条件がどちらか片方か、両方合っているときに進みます。
先ほどの「~かつ~」よりもゆるいのがとくちょうです。
「~ではない」
このブロックは条件と条件を組み合わせるブロックではありませんが、論理演算子となります。
条件が合っていないときに進みます。
このブロックは、条件を逆の動きにしたい時に使います。
むりやり図にしてみました
さいごに
たくさんの条件を組み合わせると便利になりますが、プログラムがふくざつになります。
あとで自分が見たときに、すぐわかるようにプログラミングをすることはとても大切なことなので、ふくざつでわからなくなってしまうようなら、他の方法を考えてみましょう。