素材が10点無料?!予想外の使い勝手に困惑!Adobe Stockについて

2019年1月に「Adobe Creative Cloud」に加入しました。

それまでは縁の無かった「プロのソフト」を今は使うことができて感激してます。

Illustrator(イラストレーター)やPhotoshop(フォトショップ)で制作物を作っていると素材が欲しくなります。

素材というのは、絵をすばやく完成させるため、または完成品の質を上げるために使うファイルです。

例えば、自分で打ち込んだ文字の背景に、素材の背景写真を配置するだけもグッとプロっぽくなってきます。

そしてAdobeには、「Adobe Stock」という素材を選べるサービスがあります。

通常は有料なのですが、「Adobe Creative Cloud」に加入すると最初の10点は無料となります。

便利なようですが、実際使用してみると困惑しました。

今回は、「Adobe Stock」を紹介します。

Adobe Stockとは

背景写真や、アイコン、さし絵、装飾的な絵などの使うだけで「プロっぽくなるような素材」を自分の制作物に使用できるAdobe社のサービスです。

「Adobe Creative Cloud」に加入すると、「Creative Cloud」というソフトをインストールすることになるのですが、そのソフトを起動すると下図のようにAdobe Stockから素材を検索する画面が最初に表示されます。

ここから適当なワードで検索すると、インターネットブラウザが起動してAdobe StockのWEBサイトへジャンプします。

別途、契約が必要なので「Adobe Stock」のWEBサイトでクレジットカードの登録が必要になります。

私は無料分だけで終了したいと思っていましたので、下記のようにしました。

1.契約から1ヶ月以内に無料分10点を使う

2.ソフトを起動して素材を表示し、その後ファイルを保存する。

※上記は、解約後も念のため使用できるように素材を保存しました。ライセンスの範囲内で使用します。

※追記:解約後の現在も、選んだ素材は通常どおり使用できているので上記2.の手順は必要ないかもしれません。

3.下記URLからプランの管理画面へ遷移して、下図のように「プランを解約する」をクリックする。

4.画面の指示に沿って解約する。

Adobe アカウント管理

どのような素材があるのか

ビジネスシーンで使えそうな画像や、WEBサイトのデザインで役に立つアイコンなど実に様々です。

文字を入力しないで検索をすると、130,745,697件もの素材があると表示されました!!

下図の様に様々な素材が選べます。

素材をクリックすると下図のような購入する画面が表示されます。

そして、カートのボタンをクリックすると使えるようになります。

10点まで無料なのでじっくり選んで使用したいと思います。

無料の10点分はすべての素材に有効なのか

すべての素材10点選べるのかと思っていましたが、そうではない様です。

たとえば下図のような、金額が表示されているライセンスしかない素材は、無料で使用出来ませんでした。

困惑したライセンス

無料で取得できる10点分の素材を意気揚々と吟味していたのですが、実はライセンスに関してシビアなことに気付き、ちょっとがっかりしました。

下図をみると、「通常ライセンス」は無料の10点の中で使用可能となり、「拡張ライセンス」というのは有料となっています。

調べるとおおまかに3つほどライセンスがありました。

・通常ライセンス

・強化ライセンス

・拡張ライセンス

無料の10点で取得できる素材は限られているうえに、上記のようなライセンスもあり、非常に困惑しました。

ライセンス内容で気になった部分を要約すると下記のようになります。(2019年1月時点)

通常ライセンス

コピーや閲覧が50万回まで可能。

強化ライセンス

コピーや閲覧が50万回までの制限はない。

拡張ライセンス

強化ライセンス同様、コピーや閲覧が50万回までの制限はない。

 

詳しくは公式ページをご参照ください。

ライセンスの詳細(Adobe)

 

「Adobe Stock」で素材を探していると、無料の10点で取得できるのはほとんど「通常ライセンス」となっていることに気が付きます。

つまり、ほとんどの無料分で取得した素材は、永遠に使用を続けることはできないということです。

※強化ライセンスであればずっと使えるのだと思います。

さいごに

10点無料というのと、素材の数の多さ、Adobeというブランドに舞い上がってしまいましたが、よくよく調べるとこのように制限のある特典だったことがわかりました。

とはいえ、1つの素材を50万回使用することは通常ないかと思います。

個人の楽しみなら十分に楽しめます。

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