iPhoneからサインインの要求!許可していいの?

iPhoneを使っているとふいに「Apple ID サインインが要求されました」と表示されることがあります。急に表示されるので怪しく思えてきます。しかも表示されている地図を見ると自分がいる位置ではないし、もしかすると行ったことない場所が表示されている方もいらっしゃるのではないかと思います。

不正利用されようとしているのではないか?!

と思うかもしれませんが大抵の場合は問題ありませんし、おそらくご自身で直前に操作したことが原因である可能性が圧倒的に高いです。

それでは何が原因なのか、怪しくはないのかを説明したいと思います。

※iPadも同様の動きをしますのでご参考にしてください。

安心してください。位置に関しては仕方ないのです。

この地図に表示されている位置は自分がいる場所ではなく、インターネット回線を契約している企業のコンピューターが設置されている位置を指しています。iPhone、iPad内蔵ののGPS機能を使用してないのでトンチンカンな位置が表示されます。

インターネット回線を契約している企業とは、ドコモ、au、、ソフトバンク、楽天モバイル、ワイモバイル、OCN、so-net、Biglobe等々です。これら企業のコンピューターの位置が表示されます。

ということでサインインが要求されると地図が表示されて身に覚えのない場所が表示されますが、大方安心していただいて結構です。

確認コード入力方法

「許可する」を選択して6桁(4桁)の数字をメモして入力欄に入力してください。どこに入力するのか?入力は直前に操作していたiPhoneやiPad、またはコンピューターなど様々です。

例1.iPadを操作していてiPhoneにサインインが要求されました。

iPhoneの画面から「許可する」をタッチして、表示されたコードをiPadに入力してください。

例2.コンピューターを操作していてiPhoneにサインインが要求されました。

iPhoneの画面から「許可する」をタッチして、表示されたコードをコンピューターに入力してください。

例3.iPhoneを操作していて同じiPhoneにサインインが要求されました。

iPhoneの画面から「許可する」をタッチして、表示されたコードをメモして下さい。「OK」をタッチして表示された入力欄にメモしたコードを入力してください。

 

そもそもなんでこのような表示が現れるのか。

基本的にはApple IDを使ってサインインしようとしたときに表示されます。サインインが要求される直前、ご自分でされていた操作で下記のような操作に身に覚えはありませんか?

・アプリをダウンロードするときにApple IDのパスワードを入力した。

・パソコンでiTunesを使用していてApple IDのパスワードを入力した。

・新しいiPhoneを購入し、設定している途中でApple IDのパスワードを入力した。

上記例のようにApple IDにサインインするときは必ず表示されますのでご注意ください。

 

サインイン要求をされないようにしたい。

今回の表示は「2ファクタ認証」という非常に強化されたセキュリティの仕組みを使っているのが原因です。変更はお勧めしませんが、不便であることや、不安に思ってしまうようであれば変更することも可能です。

2ファクタ認証を解除して不安を解消!

 

 

安心できないケース

強化されたセキュリティのしくみとはいえ、やはり不正利用の可能性が全くないわけではありません。サインインが要求される直前に何も操作していないのであれば別の人物がサインインしようとしている可能性は十分考えられます。そのようなとき、まずはApple IDのパスワード変更をお勧めします。下記のページでパスワードの変更方法がわかります。

パスワードを忘れた!iPhoneでアプリが取れない時

 

さいごに

個人的にはこのセキュリティのしくみは素晴らしいと思いますし、便利に使っています。ただ、わけのわからない位置情報を表示するくらいであれば位置情報は表示しないほうが良いのではないかと思います。要求した時間やコンピュータ名などを表示するだけでも使っている側は安心できるのではないかと思いました。位置情報の表示で不安になっておられた方はまずはご安心ください。

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