私にとってiPhone、iPadは調べ物をしたり、連絡したりと日常生活には欠かせない便利な道具となっております。しかし、長文を書いたり、編集したり、プログラミングをしたりと少し手間のかかる作業をする時はパソコンのほうが便利です。
今までは何気なくiPhoneで調べたことで気になったものがあれば、パソコンでも同じように検索して調べたり、iPhoneのアプリで加工した写真を一旦メールでパソコンに送って使ったりしていましたが、実はWindowsパソコンとMacを比べると同じことをするにしてもMacで作業すると手間が1つ減ります。
それが「ユニバーサルクリップボード」です。
ユニバーサルクリップボード機能とは
この機能を使うとiPhone、iPadでコピーしたものをMacで貼り付けることができます。「MacからiPhone、iPad」や「iPhoneからiPad」もできます。すぐに貼り付けができるので、まるで魔法のようです。
使える条件
- iPhone、iPad、Macが同じApple IDでサインインしていること
- iPhone、iPad、MacがBluetoothをオンにしていること
- iPhone、iPad、MacがWi-Fiをオンにしていること
- iPhone、iPad、MacがHandoffをオンにしていること
- iPhone、iPad、Macが古い機種ではないこと。※2012年より前に発売された機種は使用できない場合があります。
使い方
簡単です。片方でコピーをしたらもう片方で貼り付ければいいのです。例としてiPhoneでコピーした写真をMacに貼り付けてみます。
iPhoneでコピーする
1.「写真」アプリをタッチしてください。
2.写真を1枚選択してください。※複数枚選択してもできます。
3.上矢印のアイコンをタッチしてください。
4.「コピー」をタッチしてください。
Macに貼り付ける
1.貼り付けたい部分をクリックして貼り付けてください。※「編集」メニューをクリックすると「貼り付け」という項目があります。
以上で完了です。
さいごに
条件さえ整えることができれば非常に簡単に作業が完了できます。写真だけではなく例えば、インターネットで調べた文章などをコピーして、Macで貼り付ければそのままの文章がMacで表示されますので、転記をする必要がなく大変便利です。
このようなコピーと貼り付けのような機能以外にもiPhoneで発見したWEBページをパソコンで見たい時にブックマークなどをしなくてもすぐに見ることが出来たり、iPhoneにかかってきた電話や、ショートメールをiPadやMacで受けることもできたりして大変便利です。
このようにすべてのApple製品を同じApple IDで使うことにより様々な恩恵を受けられます。iPadで作業している時に電話がかかってきて、わざわざiPhoneに持ち替えなくても、今作業しているiPadで通話できます。パソコンで気になるWEBページを見つけたがすぐに外出するような時はiPhoneですぐにそのページを開いて移動しながら確認することができます。
自分の行動にコンピューターが合わせてくれるというのは言い過ぎかもしれませんが、その一歩手前まで来ている感じがします。