iCloudバックアップできない？データ削除方法

バックアップデータを保存したいのに容量が足りませんとiPhone、iPadから言われてしまうことがあります。128GBモデルだし、買ったばかりだし、写真そんなに撮ってないし……など、なぜ容量が足りないのか不思議に思うかもしれません。

ここでいう容量とはiPhone、iPadの本体の容量とは別で、Apple社のコンピューターに保存ができるご自身の容量のことを指しております。インターネットを通じてそのコンピューターにデータを保存することでお使いのiPhone、iPadがいつも同じデータに保たれたり、本体が壊れても新品の本体に同じデータをいつでも戻すことができるようなサービスです。

このサービスを「iCloud」（アイクラウド）といいます。iCloudはApple IDを作成すると無料で５GB使用できます。この容量を使ってバックアップデータを保存するのが「iCloudバックアップ」という機能なのですが、５GBは微妙に少なく、バックアップデータを保存するには足りないことがあります。有料プランを契約することで容量を増やすことはできますが、バックアップだけにしか使わないのに有料はちょっと…という方は一度容量を整理してみてはいかがでしょうか。iPhone、iPadから整理ができますのでお勧めです。

どこで整理するのか

１．ホーム画面（アイコンが並んだ最初の画面）から「設定」アプリをタッチしてください。（歯車のような灰色のアイコンです）

２．「一般」をタッチしてください。

３．「ストレージとiCloudの使用状況」をタッチしてください。

４．「iCloud」の欄にある「ストレージを管理」をタッチしてください。

５．ここにiCloudに保存されている様々なデータが表示されています。写真データとメールデータ、バックアップデータとそれ以外で削除方法が少しだけ違いますので下記をご確認ください。

写真データを削除する場合

①．「iCloudフォトライブラリ」をタッチしてください。

②．無効にして削除をタッチしてください。

メールデータを削除する場合

メールアプリから削除することになります。メール自体は軽いデータのなのですが、添付ファイルを頻繁に使う方は容量を使う場合があります。効率的に空き容量を増やす場合は添付ファイルがあるメールを優先的に削除することをお勧めします。

バックアップデータを削除する場合

①．「バックアップ」欄の削除したいデータをタッチしてください。

②．画面の下のほうにスクロールすると「バックアップを削除」という項目がありますので、そこをタッチしてください。

③．「オフにして削除」をタッチしてください。

その他のデータを削除する場合

①．削除したいデータをタッチしてください。

②．画面右上の「編集」をタッチしてください。

③．「－」をタッチしてください。

④．「削除」をタッチしてください。※再度表示されますので「削除」をタッチしてください。

⑤．画面右上の「完了」をタッチしてください。

補足

まとめて削除する場合は画面下にスクロールして、「すべて削除」をタッチしてください。※再度表示されますので「すべて削除」をタッチしてください。

以上で削除は完了です。削除後は使用容量が減っていることがわかります。

さいごに

iCloudは無料分の容量が５GBと少ないためにバックアップデータを保存することができない場合が多いです。パソコンを持っていないが機種変更でデータを引き継ぎたい場合はiCloudバックアップを使わざるを得ないので、この時ばかりは有料プランにするしか方法はありません。

私の友達の話ですが、機種変更をするときに１３０円で有料プランの５０GBを契約して、機種変更後にデータを新しいiPhoneに引き継いだそのあとで、有料プランを解約するという力技を見せてくれました。１３０円でデータが引き継げればそれは安上がりな気がして、なるほどと感心しました。

私は５GBでは足りないので５０GBで契約しています。月額１３０円ならジュース１本我慢するくらいなので契約を続けています。